SSブログ

やっぱり沢!なでしこ連勝けん引、五輪へ前進!


 ◇ロンドン五輪アジア最終予選 日本2-1韓国(2011年9月3日 中国・済南)

 なでしこジャパンは3日、韓国と対戦し、2―1で勝って2連勝を飾った。1日のタイ戦で温存されたMF沢穂希(32=INAC)は先発復帰し、W杯ドイツ大会決勝と同じベストメンバーで臨んだチームを攻守にわたってけん引した。前半10分にはMF阪口夢穂(23=新潟)が先制弾。1―1で迎えた前半46分にMF大野忍(27=INAC)が決勝ゴールを決めた。日本は勝ち点6とし、単独首位。5日の第3戦では最大のライバル・オーストラリアと激突する。

 W杯MVPの存在感を見せつけた。1―1の前半46分だった。左サイドを抜け出した沢が体勢を崩しながら中央へパスを送ると、川澄から大野へと渡って勝ち越しゴールが決まった。W杯決勝メンバーで臨みながら本来のパスサッカーができず、嫌なムードが漂い始めた中で、INACに所属する3人でつないだ貴重な決勝点の起点となったのは、やはり沢だった。

 「自分にとっては初戦だったので結果が全てでした。そう甘くはなかったし、勝ちはしたけど負けたような感じです」

 なでしこジャパンを6カ国の中で唯一となる連勝スタートに導いた大黒柱はまず反省を口にしたが、試合開始直後の攻勢は背番号10が導いたものだった。前半1分、積極的にゴール前に飛び出してシュートを狙った。相手GKに阻まれたものの、チームに攻撃に出るというスイッチを入れた。逆に1点のリードを守る終盤には体を張って何度もピンチの芽を摘んだ。「久しぶりに相手選手を追うような感じで、しんどい試合だった。ミスもあったし、DFの入りもバランスが悪かった。中盤もぽっかり空いて間延びして、そのスペースを相手に使われた」と最後まで手厳しかった。

 後半のスタートからは佐々木監督の指示で4―1―4―1のシステムに変更したが、なかなか機能しなかった。後半途中にはピッチ上の“指揮官”でもある沢の判断で4―4―2に戻した。試合後には「あすにも(4―1―4―1の)トレーニングをやりたい」と佐々木監督に伝えており、新システムの習得、修正にも貪欲だ。

 誰よりもこの五輪予選の重要性を感じていた。00年のシドニー五輪は予選で敗退して出場権を逃し、女子サッカーの人気はちょう落。08年の北京五輪では4位と躍進したが、盛り上がりは一瞬にすぎなかった。

 そして今、女子サッカーはかつてない注目を浴び、国民栄誉賞受賞で重い肩書も背負うことになった。だが、この予選で敗退すれば、なでしこリーグや女子サッカー界が再び勢いを失ってしまうかもしれない。15歳で代表デビューし、女子サッカーの苦難の歴史とともに歩んできた沢だからこそ「これで終わりにしてはいけない」と誓っていた。

 5日には中1日の強行日程で最大のライバル、オーストラリアと激突する。過去の対戦は6勝6分け5敗の相手だが、勝てば3大会連続の五輪出場に王手がかかる大事な一戦だ。「オーストラリア戦は失敗しないようにしたい」。5戦全勝を宣言した以上、沢にとっては強敵もロンドンへの通過点にすぎない。


http://news.livedoor.com/article/detail/5834476/
※この記事の著作権は配信元に帰属します

ヤフオクで手に入ります⇒ なでしこチャンピオンジャージユニフォーム

 


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。